◇ルワンダ共和国 Republic of Rwanda 
 国旗の由来:青色は青空と希望を、黄色は平和と協調を、緑色は豊かな農業と繁栄を象徴し、右上に輝く太陽は、国民の団結と未来への明るい展望を表している。
「千の丘の国」と呼ばれる内陸国 
●首都 キガリ
●面積 2.47万km2(四国の約1.4倍) 人口 850万人(2000年)
●人種 フツ族(85%)、ツチ族(14%)、 トゥワ族(1%)
●言語 仏語、キニアルワンダ語、英語
●宗教 カトリック45%、伝統的宗教45%
●経済 コーヒー、紅茶に依存する農業国
●1962年 ベルギーより独立
 
◇本会の目的 
 この法人は、戦争で心身共に傷ついたルワンダの子供達に対して、教育の機会を与え、民俗や宗教政治思想にとらわれることなく、その人らしく生きていくための様々な教育支援に関する事業を行い、ルワンダの平和に寄与する事を目的とする。 
 
◇主な活動 
(1)教育支援事業
 私たちが建設中のウムチョ ムゥイーザ学園は、貧しい子どもたちも学ぶことができる総合学園(幼稚園から大学まで)をめざしており、大人のための自立支援もしています。多くの方々のご協力により、校舎は2001年9月に2教室で開校することができました。毎年子どもたちが進級できるように1年間に2教室ずつ増築して行く予定です。「学費の払えない親にも“自分の力で子どもに教育を受けさせた”という誇りを持って欲しい」、そんなルイズの願いから、親たちにも建設作業を手伝ってもらっています。壮大な夢に向かって、長い年月をかけて、1歩1歩進んでいきたいと思います。      
                            ウムチョ ムゥイーザ学園                                 
(2)ルワンダを理解していただく為の講演活動
 ルイズが自分の体験を通して
@命の尊さ
A教育の尊さ
B平和の大切さを語りかけます。
※講演の依頼があればどこにでも行きます。 
 
(3)異文化理解のためのイベント開催
@明るくバイタリティーにとんだアフリカを理解していただくため
A日本文化を見直すため 様々なイベントを開催しています。
  BB.モフランコンサート
  ムクナ チャカトゥンバコンサート
  葉祥明講演会   ピーストレイン(南こうせつ,イルカ、小室等、高田渡)
 
(4)民芸品の販売
 このカードは、アフリカの中央部の国ルワンダの貧しい子どもたち(ストリートチルドレン)がバナナの木の皮や、ルワンダの野草の押花を使って1枚ずつ、手作りしたものです。
 私たちがこれを取り寄せることで、彼らの生活を支えることが出来、みなさまにこのカードをお買い上げいただくことによって、ルワンダの学校建設にご協力いただくことになります。
 
◇ルワンダの悲劇から学んだ教育の大切さ        カンベンガ・マリールイズ 
---日本への研修直後に起きた母国の内戦 
 
 青年海外協力隊員だった坂本なつ美さん(改姓:宍戸)(2-1/ルワンダ/婦人子供服)のカウンターパートとして、一緒に働いていたことがきっかけで、1993年に日本に研修に来たことがあります。2ヶ月間の日本語研修の後残りの8ヶ月間は福島県の文化学園という専門学校で洋裁の勉強をしました。 
 
 帰国直後の1994年4月、首都キガリで内戦が勃発。当時の大統領がタンザニアでの平和会議から戻ってくる飛行機が、何者かによって撃ち落とされたのです。同乗していたブルンジの大統領も含めて全員が死亡。いろいろな噂が飛び交う中、未だに犯人が誰なのかは分かっていません。 
 
 
 私の家は空港のそばにあり、爆破音が聞こえました。ラジオは、「大統領が殺された。外へ出ると危ないから家にいなさい」と繰り返すだけ。夫は外出中で、幼い子供3人と義母を抱え、私はただただ不安でした。そんな状態が何日も続き、いったい何が起こっているのか、これからどうなるのか、日本へ研修に出ている間にいったいルワンダはどうなってしまったのか、と頭がパニックになりました。 
 
 国軍と大統領軍との争いに巻き込まれて、近所の家族はほとんどが殺されました。この地域は一番危険な地域だったのです。私達も発見されると殺されるので、窓から見えないように1mほどの廊下に隠れて息を潜めているしかありません。食べ物も喉を通らず2週間がたったころ、とうとう隣の家が爆破され、家のなかも外も同じ状態になってしまいました。もう死ぬなら外で死んだほうがいい、と覚悟をきめて外へ出ました。それがルワンダを後にした日となったのです。 
 
 安全なところに逃げたい、という一心で子供を抱きながら必死に歩きました。前を歩いている人が爆撃されて倒れる姿を見たり、国軍が一般の人を反対派と決め付けて殺している姿も見てきたので、国境を越えるまでは無我夢中でした。国境を越えてザイール(コンゴ)へ入ったとき、驚くことに行方不明だった夫と再会したのです。夫としてみれば家族は全員殺されたと思っていたようで、実に3ヶ月ぶりの再会でした。タンザニアやブルンジへ逃げた人もたくさんいる中で、偶然の重なりで夫と会えたのですから、何か特別のものがあったに違い在りません。 
 
---ひらがなのFAXが縁で
 内戦が起こった日から2日間、日本のホームステイ先の家族が心配して電話をくれていました。3日目から電話が通じなくなったので、彼らは私が死んだと思っていると思い、生きてることを知らせるために日本にFAXを送ろうと思いました。
 ザイールのゴマ難民キャンプにあったFAX屋へ行き、ひらがなで「げんきです、にげることできました」と書いていたら、ある人に日本語で話し掛けられました。その人はAMDAから派遣された日本人医師でした。その日に難民キャンプへ到着し、その無事を伝えるためにFAXを送ろうとしていたのです。私のひらがなを見て驚いたようでしたが、ちょうど彼は通訳を探していたので私は片言の日本語で通訳をすることになりました。 
 
 たった2ヶ月の日本語研修のおかげで、難民キャンプ生活を家族そろって無事に過ごすことができたことは、私と日本語の関係の深さを物語っています。うまく説明できませんが、与えられた勉強を一生懸命やることは、必ずどこかにつながるのだと思います。自分で勉強して身に付けたものは絶対無駄にはならない、ということをこのルワンダの内戦と自分の生き方を通して感じています。 
 
---日本でできること
 
 安全なところで子供を育てたいという私の願いを日本の友達が叶えてくれ、私は福島県にある短期大学に留学することができました。こうして私達家族は全員で福島へ移住することになったのです。
 日本にいながらも、ルワンダのためにできることを探すのは自然なことだと思います。日本語を通して教育の大切さをしみじみ感じている私だからこそできることって何だろう。それは、親を亡くしたり、希望を失ってしまったルワンダの子供達に教育の基盤を与えることなのではないか。そんな思いで「ルワンダの教育を考える会」という組織を立ち上げ、ルワンダの首都キガリに学校を作っています。 
 
 2001年8月「ルワンダの教育を考える会」がNPO法人として福島県から認可されました。ルワンダのことを理解してもらいながら、日本のことも理解して、日本とルワンダのやり方をうまく融合させていけるように、講演をしたり文化交流を通してその可能性を模索しています。
 
 私は偶然ルワンダで生まれ、あのような恐ろしい体験をしたので今の活動をルワンダからスタートしました。しかし、ルワンダの子供達だけが教育を受けられればいいとは考えていません。アメリカにも、アジアにも、またアフリカのどの国にも、戦争や貧困で教育を受けられない子供達がたくさんいます。私は、教育は平和と発展の鍵だと思っています。その鍵はどの子にも渡してあげたい。それを使ってあちらこちらを開けて、生活をより良くし、平和のために使ってほしいのです。 
 
 会員は全国にいます。協力隊OGも大きな力になってくれています。今、私は声を大にして言いたい。今こそルワンダには青年海外協力隊の力が必要だということを。1994年の内戦を機に派遣がストップしてしまったわけですが、復興しつつある今のこの時期にこそ、協力隊のような多種多様な技術力が必要なのです。
 
◇ウムチョムゥイーザ学園
---特徴1
 どんな宗教団体にも所属していない学校であり、建設についても運営に関しても独自で進めており、政府からも独立した学校です。
国のカリキュラムにそって教育していますがそれ以上に特別カリキュラムを組んでいます。 
(1)楽器を使った音楽教育
ルワンダで鍵盤ハーモニカを使っているのは、本校だけです。
福島第三小学校の卒業生の皆さんが鍵盤ハーモニカをルワンダに送ってくれました。
今後、リコーダーやフルート等の楽器を送っていただくことができたら、素晴らしいバンドを組むことも可能になると思います。
南こうせつさんからは、ギターをプレゼントしていただきました。
生きる楽しみを見つけるために、ウムチョ ムゥイーザコーラスを作る予定もあります。 
 
 
(2)色鉛筆やクレヨンを使った絵の勉強
2001年にトラックを送った時、福島市内を中心とした小中学校の皆さんが提供してくださった学用品をルワンダに送りました。
その学用品を活用して図工の授業をおこなっています。
 
(3)サッカー等の体育の授業
吉井田小学校、三春小学校から贈られたサッカーボールが、大活躍しています。
(4)語学の教育にも力を入れています。
英語だけ、仏語だけの教育ではなく、仏語、英語、ルワンダ語の教育をしています。
将来は、スワヒリ語、日本語も取りいれていく予定です。 
 
---特徴2
孤児やストリートチルドレンも受け入れています。
両親のいない孤児の学費は、無料です。
年齢に関係なく学ぶ意欲のある子供達を受け入れています。
今まで内戦などで教育を受けるチャンスのなかった14歳、15歳の子供達も小学1年生からスタートすることができます。
このことは、よそには例のないことです。
 
---特徴3---貧しい子供達へのケア
日本の皆さんから送っていただいた学用品(ノート、鉛筆、消しゴム、折り紙、はさみ等)を無料で使ってもらっています。学費を払えない親達には、学校で建設作業や農作業をしてもらい、その収入から学費を納めてもらっています。学費が滞っても退学させることはありません。
そのため、子供達の定着率が高くなっています。
このことも、他の学校にはないことです。
家畜飼育による自立支援事業も軌道に乗りつつあります。
 
◇会員募集中! 
私達が目指すのは「ゆるやかな連帯」です。
お気軽にご参加ください。
正会員年会費 1口 5,000円 (会の企画する活動に参加してくださる方)
賛助会員年会費 1口 10,000円 (資金面で援助してくださる方)
郵便振替口座02290-0-97126
NPO法人ルワンダの教育を考える会
 
申込は info@rwanda-npo.org までメールをお願いします。
詳しい案内を送ります。
 
◇ルワンダの教育を考える会のデータ
 NPO法人ルワンダの教育を考える会
理事長: 高橋 啓子
副理事長: カンベンガ・マリールイズ
所在地: 〒960-8055
福島県福島市野田町4-8-20
TEL/FAX: 024-533-8289
E-mail: info@rwanda-npo.org
 
(ルワンダの教育を考える会 ホームページより引用)