御挨拶
 
開倫ユネスコ協会
会長 林 明夫
 
拝啓 時下ますますのご活躍、お慶び申し上げます。
日頃より、開倫ユネスコ協会へのご理解・ご支援を賜り、誠にありがとうございます。心よりお礼申し上げます。
 
1.ユネスコとは
(1)開倫ユネスコ協会は、「戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」とのユネスコ(「国際連合教育科学文化機関」=UNESCO)の理念のもと、2001年1月27日に社団法人日本ユネスコ協会連盟に加盟し、承認されました。
(2)UNESCOは、国際連合(United Nations)教育(Educational)科学(Scientific and)文化(Cultural)機関(Organization)の略称です。国連の独立した専門機関のひとつで、1946年創設以来、パリに本部を置いています。
(3)国連の目的は「世界の平和と安全の維持」ですが、そのために2つの大きな活動があります。ひとつは現に起こっている戦争や紛争を解決する努力、もうひとつは、主として戦争や紛争の原因を取り除く努力です。
(4)ユネスコは加盟国政府で構成される政府間組織ですが、その目的を達成するには、それぞれの国の政府だけでなく、市民の協力が重要としている点は、他の政府間組織には見られないユネスコの特色です。日本をはじめ民間レベルのユネスコ活動の定着は、このようなことからも分かります。
(5)開倫ユネスコ協会は人間の安全保障(Human Security)を促進することを基本理念としています。その一環として、「世界寺子屋運動」を支援しています。
 
2.世界寺子屋運動とは
(1)「世界寺子屋運動」とは、基礎教育の重要性を唱え、併せて成人識字教育・女子教育などにも取り組んでいます。世界には紛争や貧困、男女差別や学校が近くにないなど、様々な理由で学校に行けない子どもが1億400万人、文字の読み書きのできない成人が8億6000万人もいます。その2/3が女性です。「世界寺子屋運動」はこれらの人に対して、対等なパートナーとしてユネスコ憲章の理念を伝え、平和な世界の担い手として共に学び、共に生きる喜びを分かち合いながら支援活動をしています。
(2)この運動を「寺子屋」と呼ぶのは、学校教育制度が導入される前、庶民の間で学びの場として寺子屋が普及していた頃、この寺子屋での草の根レベルの活動で近代化を担ったことを意味しています。
 日本では1990年の国際識字年をきっかけに、世界の識字問題を人権問題としてとらえ、識字問題を世界的課題としてキャンペーンを実施しました。「世界寺子屋運動」は日本からの一方的な援助だけでなく、支援するとされる側が相互に学びあい、相互理解と国際協力を進めていくことを目的としています。
 これまで社団法人日本ユネスコ協会連盟は40の寺子屋と3ヶ所の継続教育センターを建設しています。特にアジアが中心となっています。特にアジアが中心となっています。
(3)国連は、ユネスコ指導により2003年から2012年まで10年間を「国連識字の10年」と定め、識字率の向上を目標に全世界の人々が力をいくことを訴えています。私達にできる協力・支援は何かをこれからも考え続けていきたいと思います。
 
3.世界遺産活動とは
(1) また、ユネスコの活動には「世界遺産活動」があります。
 1972年、ユネスコ「世界遺産条約」の採択を受け、「世界遺産(World Heritage)」という用語を初めて使い、貴重な文化遺産、自然遺産を次の世代に受け継いでいくための国際協力の枠組みをつくりました。世界遺産募金や、企業からの協力金・協賛金などにより次の活動をしています。
・国内外の世界遺産への直接支援月動
・世界遺産に関する教育活動
・国内の広報活動
 
4.おわりに
(1) このように、社団法人日本ユネスコ協会連盟は、「ユネスコ・世界寺子屋運動」と「世界遺産活動」の二つの運動を、平和の文化へ近づく一歩として位置づけています。
(2) 開倫ユネスコ協会としても、これらをうけ、「世界寺子屋運動」を推進するにあたり、書き損じはがきを集めさせて頂いています。教育・科学・文化を通した活動として、童話やポエム・エッセイ・デザインのコンクールをはじめ、大会(ドッジボール他)を主催し、「平和の鐘を鳴らそう運動」や、「世界寺子屋運動」、「世界遺産活動」として、地域の遺産にもっと興味や感心を持ってもらえるよう活動をしております。これからも、皆様とともに地道な活動の積み重ねを続けて行こうと思います。
(3)ひとりでも多くの人にユネスコの活動を知っていただき、活動に参加していただきたく、入会をお待ちしております。今後とも皆様の御理解、御支援、御指導の程よろしくお願い致します。
敬具
 
 
参考文献
「ユネスコ30の質問」  (財)日本ユネスコ協会連盟 刊
●日 時  2005年4月19日(火)12:00〜14:00(入場無料)
●会 場  とちぎ福祉プラザ/宇都宮市若草1丁目10番6号
TEL:028-628-2940
●演 題 「東照宮と現代の躾教育」
講 師 高藤 晴俊(日光東照宮禰宜)
会場地図
とちぎ福祉プラザ
〒320−8508   宇都宮市若草1丁目10番6号
TEL:028−621−2940
FAX:028−621−5433
 
 
 
 
 
[交通機関]
アJR宇都宮駅から関東バス『清住・細谷』行きの「戸祭車庫」下車(乗車時間約25分)、徒歩約8分
イJR宇都宮駅から関東バス『西塙田経由宝木団地』行きの「福祉プラザ」下車(乗車時間25分)、すぐ
ウJR宇都宮駅から関東バス『山王団地』、『石那田』、『今市・日光東照宮』、『鬼怒川』、『塩野室・船生』行きの「長岡街道入口」下車(乗車時間約25分)、徒歩約5分
エ東武宇都宮駅からは関東バス「東武駅前」から乗車、運行先及び下車場所は@、Bと同じです。(乗車時間約20分)
 
[自家用車]
@東北自動車道宇都宮インターから約15分、鹿沼インターから約20分
 
 
[駐車場のご案内]
 

開倫ユネスコ協会主催
プログラム
■講演 「東照宮と現代の躾教育」 12:00〜13:30
 
■質疑応答 13:30〜14:00
 
 
この度、「第1回 師を囲む会」を開催するにあたり、人生の師となる先生方をお招きし、私たちの心の糧となる、よいお話が聞けますことを感謝しております。今回の講師の日光東照宮禰宜(ねぎ)高藤晴俊先生は、日光東照宮の研究では第一人者でいらっしゃいます。その人柄もすばらしく、また巧みな話術でとてもわかりやすくお話し頂けますので、身近に日光東照宮を感じられることでしょう。
 


プロフィール
 
肩 書   
日光東照宮禰宜(ねぎ)・教学室長
 
略 歴
昭和23年  栃木県日光市野口に生まれる。
昭和47年  日光東照宮に奉職。
昭和52年  国学院大学大学院文学研究科
(神道学専攻)博士課程修了
 
現 在
東照宮禰宜・教学室長
文星芸術大学非常勤講師
羽黒刑務所・喜連川少年院教誨師
 
著 書
『生岡山王志−日枝神社小史』・私家版  (昭和56年)
『謎と不思議・東照宮再発見』・東照宮  (平成2年)
『資料編・東照宮の彫刻』  ・東照宮  (平成3年)
『家康公と全国の東照宮』  ・東京美術 (平成4年)
『日光東照宮の装飾文様』  ・グラフィック社(平成6年)
『日光東照宮の謎』     ・講談社新書 (平成8年)
『図説・社寺建築の彫刻』  ・東京美術  (平成11年)
    他に、神道・東照宮・日光関係の共著や論文多数
 
プロフィール
東照宮の建造物や彫刻の調査・研究を行い、「眠り猫」や「魔除けの逆柱」(さかさばしら)、陽明門の「唐子(からこ)の遊び」など、数々の新発見や新解釈を発表し、新聞・テレビなどにも度々紹介されている。趣味の写真は、記念切手「世界遺産シリーズ」にも採用された他、各種コンテストに入選・入賞。
特に、「北辰の門」と題した、陽明門の真後に北極星を中心に星々の回る写真は、東照宮の日光鎮座の理由を証明するものとして、広く注目を集めた。
〔平成15・4・1現在〕
ユネスコのうた
「手に手をとって」

世界じゅうの ひとたちが
みんな手に手をつないだら
世界は
日の照る まひるになる
みんな花輪をつくったら
花輪と花輪をむすんだら
ぐるぐるまわる輪になって
ひろい地球を かこんだら
世界は
あかるい 苑になる
ああユネスコ ああユネスコ